科学実験教室~JCPA農薬工業会の情熱たっぷり講師派遣~

9月のサロンは大府市まちづくり事業の企画も兼ねて、午後のレクリエーションはJCPA農薬工業会からエキスパート講師を派遣していただきました(社会貢献として無償できてくださるのです)
農薬工業会の講師派遣の取り組みは➡こちら マイナビ農業さんの記事も興味深いです(^^)

講師は大西裕子先生(通称ひろ先生)
獣医師として働き、その後子どもの理科教育に長年携わってきた先生
そして、なんとRikaTanの講師陣の一人でもあるということでした(理科教育第一人者、左巻健男先生率いるRikatanの講師でもあるとはびっくり!)
「教えるのではなくて自分で探求して考えられるようにする。教えてあげない、私は厳しいからね」と事前にお話しされていた頼もしい先生
ところでお詫び 今回、キュリオスの企画進行が慣れておらず時間がおしてしまいじゃがいもの実験は割愛しました
じゃがいもの秘密を知ってる?観察したらわかることがあるんだよー?
気になるけれどそれは次回のお楽しみ!と私にも教えてくれませんでした(笑)教えません、考えよう、ですね……厳しい
来年もひろ先生きてくれるのかな!!?

お手伝いしながらだったので私は聞きそびれたこともあるのですが私の振り返り

私たちのからだに必要なものってどんなもの?

今年も暑い暑い夏でした。作業に集中していると、いつの間にか頭がくらくらする、熱が出る、気持ち悪い、と熱中症一歩手前のようになることもあります(予防が大切。暑い場所を避けること。どうしても暑い場所で作業が必要な時は短時間で、水分と塩分をしっかりとること。)


ひろ先生からみんなに質問!熱中症かも?さてどうする?
やすむ、水を飲む、塩もいる、元気な答えが返ってきました

じゃあ、水と塩はどれくらい必要なの?
ここでひろ先生から パラケルスス の話

「全てのものは毒であり、毒でないものなど存在しない。その服用量こそが毒であるか、そうでないかを決めるのだ」 (ドイツ語: Alle Dinge sind Gift und nichts ist ohne Gift; allein die Dosis macht es, dass ein Ding kein Gift ist.) あるいは「服用量が毒を作る」 (ラテン語: sola dosis facit venenum)

パラケルスス – Wikipedia

体に必要なものも量が大切、 とてもシンプルな話なのだけど忘れがち
これを知っていたらいろんなセールスにもひっかかりませんね!
例えば我が家はウォーターサーバーを使っています ●●にも効くミネラルがはいっている、などとセールス時に言われました(薬機法にひっかかるのでそこはうまくいっているのでしょう)
●●に効果のあるミネラルはもちろん入っていると思いますが、どれだけ飲んだら効果がでるのでしょうか?その効果は私たちに必要なのか?
我が家は、熱湯も冷たい水もすぐ使えるのは便利 ライフスタイルに合っているので利用したいと思って契約しました
「●●に効果がある成分」、「スーパーフード」に惑わされるのではなく、美味しい、楽しい、ワクワクできることを、バランスよく取り入れていけるといいなと思っています。

生き物には水と油が必要

生き物の油はどこにあるの?水はどこにあるの?
油は? 脳みそ!元気な答えの参加者さん。すごい物知りさん!
私たちのからだは小さい袋がたくさん集まってできている(細胞)。小さい袋のなかに水が入っていて、袋は油でできている(細胞膜)。油はそれ以外にもいろんな働きがあるよ。
水も大切だし、油も大切。

草抜いてみてみよう、水と油をあげてみよう

公民館の裏に草を抜きにいきました。「根っこと、茎と、葉っぱがついているものを持ってきてね」というのが先生の指令です。
ミッション完了後みんなで観察~! 「よーくみてみて、根っこからでているとっても小さいうぶ毛。これが土から栄養をとるのに大切な根っこなんだよ」
根っこをこんなに細かくみるのは初めてでした 小学校では観察しているかな?
あれ?小さいうぶ毛がないよーというこも、根っこまでしっかりもってくる、意外と難しいミッションでした。

抜いてきた草を今度は水と油につけてみます
草が水を吸うのはもちろんわかる 油をあげたこはきっとしおれたままなんだろうな そんな予想をしていた私

「今日は結果をみるまで時間がとれないかもしれないので、先生が実験前にいれておいた草を見せるよ」とひろ先生。

水に入れていた草、元気 油にいれていた草も…あれ?元気、そしてあれ???色が???

今回、わかりやすいように色の濃い油をつかっていました。油に入れていた草は、その油を吸い上げて茶色くなっていました!

生き物には水と油が必要。必要な量は違うので、油だけあげている草がずっと元気にいることはないと思うけれど(水だけも然り)、草さん、根っこから油も吸うんですね…。考えたこともなかった…。

水と油は混ざらない、混ぜる方法もある

油と水を混ぜてみました。水は沈み、油は上に、と二層になります。まざらない…
でも、中性洗剤を数滴たらして混ぜると…!濁った油水ができました(笑)
濁った油水をつくるのは子供たち大ハッスル!油でギトギト(笑)

生活の中で、薬剤で(人間が使うものも植物に使うもの、農薬も…)、水と油、そしてそれをうまく使えるように水と油をを混ぜる成分(界面活性剤)など用途に合わせて様々活用されているのですね

水と油をつかったものは生活の中で何があるかな? 水と油が混ざり合っているものは何かな? 

水と油の不思議なオブジェ作成

透明な水と透明な油 水に浮いて油に沈むオブジェが水と油の境目でふわふわ浮く可愛いオブジェです
ひろ先生監修の➡HONDA KIDS|一日でできる自由研究でもこの作り方が解説されています
他にも面白い内容がいっぱい掲載されていますよ~

虫はすき?嫌い?

ところでみなさん、草を抜いてきたときに虫もいっぱいついてきました
阿鼻叫喚の子どもたちに向かって、ひろ先生はこんな質問「みんなー、虫はすきかな?」

「きらーい!」「きらーい!」「ちょうちょなら平気ー!」
大多数「嫌い」の声だったような?

植物を食べる虫は、みんなが食べる野菜にもついているよ?

「保護者の人がしっかり洗ってくれてるんだね」と締めくくった先生

はい、保護者の人 虫は好きですか? 好きだとしても野菜と一緒にゆでて食べますか?(毒にならなければ)

私はいりません!!!!!!!洗う段階でいるのも…ごめんなさいちょっと苦手、いや、かなり苦手です…

虫食い野菜は、気持ち的にも微妙ですが
大量に食害されていると、味が落ちたり、アレルゲンになったりもします
野菜が虫から身を守るために対抗する化学物質をつくりだすためですね➡こちら記事参照(信頼できる参考文献もついている記事です)
無農薬栽培の小麦では、赤カビによる危険な食中毒のリスクもあります

オーガニックのほうがいい、体にやさしい、は本当にそうでしょうか?
様々な選択肢や広い視野を持って、持続可能な社会がつくっていけたらと願っています

ひろ先生は、今回はここまで言及はされませんでしたが、科学は生活の中にたくさんあって、農薬含む薬剤などの人間が編み出した様々な技術や知恵を使って、安全で美味しい農産物の流通、食卓を支えていることを、少しでも参加者のみなさんに感じてもらえたら嬉しいです

ひろ先生、JCPA農薬工業会、まちづくりや居場所づくりの機会を支援してくださる大府市、今回の企画に参加していただいたみなさんに感謝を込めて